Sponsored Link

Home > architecture,design,trip,etc > △21 (映画「太陽」)

△21 (映画「太陽」)

A21.jpg

□映画「太陽」

観て、すぐに書こうと思っていましたが、いつもの調子で、だいぶ経ってしまいました。
どうやら順調に公開劇場も増えているようなんで、機会があれば観てみてください。

昭和天皇の映画です。
原爆投下から人間宣言までの天皇の数日間を淡々と映像化した作品です。
もちろん正確な事実などわからないので、フィクションですが、
今も昔もベールに包まれた事柄に対して、相当のリアリティを与えています。

去年2005年のベルリンに出展されました。
ロシア映画(アレクサンドル・ソクーロフ監督)、
ロシア・イタリア・フランスによる製作です。
日本とアメリカが関係していないのが、奇妙ですが、当たり前ですね。

イッセー尾形主演。
演技力を語る口ではないですが、誰にも真似できない凄さを感じました。
また演技以前に天皇を演じる事自体が、只者にはできない行為です。

「あっ、そ。」
このセリフがよく出てきます。
この言葉が、映画全体の空気をつくっていました。

私は天皇について全く詳しくないので、違和感のあるセリフに聞こえていましたが、
あれは、実際にも、よく発せられる言葉だったのですね。
いずれにせよ映画にある奇妙な空気は変わりませんが、
それが異物ではなく、この映画をかたちづくる重要な骨子のひとつであることがわかり、
改めて、無駄のない映画だと考えることができます。

現在の日本が抱える大きな問題の根源となっている部分です。
今もなお、日本人は、この事柄について、面と向かって表現することができていません。
天皇制や靖国の問題は、あらゆるメディアで論じられていますが、
表面化するほど、当たり障りのない部分での弄り合いに終始しているように感じます。

それをロシアの監督が表現しました。
ロシアの監督だからこそ、他者として表現することができたとも言えるでしょうが、
それでも、このような事態をもっと重く見るべきではないでしょうか。

という自分こそが、天皇について、ほとんど知りません。
日本人として、どこまで知っておくべきかも判断がつきません。
もう少し落ち着ける状況にしておきたいものです。
ひとまず、この映画がキッカケですね。

関連ブログ:ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARYより
http://ameblo.jp/tuboyaki/entry-10000931937.html
※1年半以上前(日本公開未決定時)の記事です。

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://hamatomo.s57.xrea.com/x/mt-tb.cgi/2325
Listed below are links to weblogs that reference
△21 (映画「太陽」) from 建築系サプリメンツ coo.can {クー缶}

Home > architecture,design,trip,etc > △21 (映画「太陽」)

Search
Feeds

Return to page top