
そう休みもないので、
展覧会やイベント諸々への参加率は低下してますが、
代々木に住んでいると、近場でいろいろと行われるので、気楽に足が向きます。
近頃だと、
・TDW
1枚目の画像がそれ。
巨大なテントに、絵画館の緑。そして快晴。
100%デザインは、プロダクト系だから、やはり自分には、うまく溶け込めない感じ。
絶妙な曲線がきれいだったり、しゃれっ気があったりと、
それぞれおもしろいんだけど、アイデアとして、軽すぎように感じてしまう。
だが、自分には真似出来ないアイデア、デザインでもあると。
何を吸収すべきなのか。。消化不良。
コンテナ展は、あまり良くない。
スポンサーのショールーム的要素が強すぎます。
中途半端にインスタレーションチックにしているのが、
逆に説明不足で、ショールームとしての意味も成さない。
屋外で椅子展。
学生展だから、つくりの荒さはお咎めなし。
天気も良かったし、子供から大人まで楽しんでいる雰囲気がまずイイ。
数え切れないほどの椅子がところ狭しと置いてある、
その状態が、最もイベントをイベントたらしめていると思いました。
・GA
GAJAPAN2006。
毎回、毎回、模型の数が減っているのが、気になります。
外国展は、以前から模型少なめでしたが、日本展で、これは酷い。
プレゼンも雰囲気づくり重視で、プランとかよくわからない。
展示を観た後に、ブックショップで、同タイトルの本を開いてみましたが、
本の方が、数倍情報量があって楽しめる。
なんだかな。
唯一、模型もちゃんと表現していて、建築的にも興味をひかれたのが、
伊東豊雄の図書館。
次に書く「新しいリアル」展にも、この図書館の模型はあったけど、
そちらでは、もっと構造体としてシンプルに表現していたので、
まぁ、収穫といえば、収穫。そんだけ。
・トヨオ展
新しいリアル展。
GAと続けて行った事もあってか、相当楽しめました。
予算も違うだろうから、比べるのも間違いかもしれないが、
入場料は500円と1000円。たった倍かよって感じ。
壁一面の実寸の図面、
そして、実寸というか実際の型枠&配筋。
模型もオペラハウスなんか本体だけで6畳サイズ、高さは背丈だし、
その他の模型も、かなり大きめ、かつきれいに出来ています。
「エマージング・グリッド[生成するグリッド]」。
この言葉で展示全体はまとめられていて、実際まとまっているのだろうけど、
いまいちピンときません。
それよりも、伊東さんの
「せんだいメディアテークの工事現場で鉄の持つリアルな力に出会って・・・」
といったような内容に、かなりピンときました。
なぜピンときてしまったのか、この理由は、
今現在自分が、鉄骨のビルをやっているからに、違いないわけですが、
とにかく、鉄に限らず、その物質が持つ力を存分に引き出してやろうといった
心持ちが、伊東さんのデザインの源流にあるだろう事は、
配筋をそのまま展示する姿勢からもわかります。
エマージング・グリッド=既存のグリッド(格子)の発展、もしくは対抗版
と考える必要はなく、そもそも展覧会のタイトルである「新しいリアル」
という地平に向かって、各々が切磋琢磨していく事が、
次に繋がるのかなと感じます。
もちろん「新しい」ってところが極めて曖昧なのですが、
そこに「伊東豊雄的新しさ」があるとすれば、
他の新しさも、またあり得るだろうと。
個人的には、葬祭場のあの屋根の微妙なゆがみがしっくりこないし、
オペラハウスも、はたしてどうなるのか期待半分、不安半分なわけで、、
逆に、格子グリッドがもつ納まりの良さに、物質の力を思いっきりのせてあげる
事の方が、可能性として魅力を感じる方面なのですが、
とはいえ、伊東豊雄の現在のあれらを越える「最強グリッド」ってのは、
もうかなり遠い星のような存在であります。。
最後に、代々木ついでに、最近まわりで撮ったのを数枚。


